円形脱毛症の治療と波動療法の永野医院 円形脱毛症の治療と波動療法 
〒151-0071 東京都渋谷区本町1-21-1 S.H 小林ビル 3F TEL:03-5371-0386 FAX:03-5371-0380
HOME > 患者さんの声
患者さんの声
イボ治療
円形脱毛症
アトピー性皮膚炎
関節リュウマチ
潰瘍性大腸炎・その他
潰瘍性大腸炎
潰瘍性大腸炎 2
視力回復
視力回復 2
クローン病
化粧水とクリーム
血管炎
潰瘍性大腸炎 50代 女性
「潰瘍性大腸炎~私の戦い」
私は潰瘍性大腸炎でH15年7月から永野医院に通院しています。先生に他の患者さんの参考になるから、3年間の闘病記録を書いて欲しいと依頼されました。検査結果は永野先生がまとめて下さいましたので、これまでの経過を自分なりに書いてみます。

平成14年12月に激しい下痢と全身の関節痛が起こり、翌年1月には下血が見られたため、入院して内視鏡検査で潰瘍性大腸炎の診断を受けました。特に首と指の関節が痛かったのですが、リュウマチ反応はでませんでした。
プレドニンを60mgから初め、白血球除去を5回受け、3月にプレドニン20mg、ペンタサ6Tで退院しました。7月にはペンタサを自己中止して、7月に永野医院を受診し、レーザーによる治療を開始しました。しばらくは完璧とは言えませんが、まあまあで経過していました。12月に多忙になって症状が悪化しました。16年2月に漢方が効くという事を読んで、漢方薬を飲み始めた所、急に下痢がひどくなり、血性の水様便が8~10回と止まらなくなってしまいました。白血球6040、顆粒球77.7%、リンパ球も12.8%、770と1000を割ってしまったので、永野先生に相談した所、波動水が良いという事で早速検査を受けました。波動水を飲むと関節の痛みがなくなり、出血も止まり、急に身体が軽くなったような感じがして、これは良いと思いました。ところが時既に遅かったようで、水様性の下痢が1日15回以上とひどくなり、血清タンパクが4.4と異常に低く、下痢による栄養失調状態と言われました。少しすると足がパンパンにむくんでしまい、歩けなくなってしまいました。4月初めには永野先生にも「これ以上は無理です。すぐ入院して下さい」と言われ、目の前が真っ暗になりました。
2ヶ月半入院して6月にプレドニン25mg、サラゾピリン3Tを維持量として退院しました。採血すると白血球4200、リンパ球16%、672、顆粒球77%とバランスが崩れていました。

退院して考えた事は、「あれほど辛い目にあったのだから、生き方を変えよう」という事でした。「細かい事は気にしない」と開き直ってから、急に下痢が減ったように思います。いつも先生にプラス思考の事を言われていたのに、本当にギリギリに追い込まれないと、自分を変える事は難しい事なんだなと思いました。
11月末にはプレドニンを中止し、サラゾピリン2Tに減量、この時の検査では白血球4400、リンパ球36.2%、1592、顆粒球52.1%でした。17年2月には下痢も無くなったので、サラゾピリンも止めました。その後リンパ球がドンドン増えて、40%代になり、永野先生にも「完璧なリンパ球人間になったから、潰瘍性大腸炎は治っているよ」と言われています。
2年も検査をしていないので、病院に行っても白い目で見られますが、辛いのでやりたくないというのが本心です。永野先生もいずれやれば良いと言ってくれていますので、そのうち覚悟して検査を受けようと思っています。

----------

院長のひと言
生き方を変える事が本当の意味での「自分で治す」事なのですが、ギリギリまで追い込まれないと難しい事ですね。とても参考になる例なので、御願いして書いていただきました。ホームページへの公開も快諾いただきました。
検査結果をグラフにしてみました。
詳しくは専門家でないと分らないと思いますので、ポイントだけ書きましょう。



1. H15年7月の初診時はリンパ球34%と安定していました。
2. H16年1月にはリンパ球が20%と低下、下痢症状も悪化
3. H16年3月には白血球3500、リンパ球4%、リンパ球数140、顆粒球92.5%と危険な状態になっていました。-入院しました
4. H16年6月の退院時にはリンパ球16%、リンパ球数672、顆粒球77%でした
5. H16年11月ころ薬を止めてから、顆粒球が減り、リンパ球の割合が増加してバランスが回復し始めました。
6. H17年にはリンパ球が増加し10月には2000に到達しました
7. H18年になってからはリンパ球は3000前後で、完璧なリンパ球人間になりました